2018.07.20
可愛い子ヤギ
佐藤賢太郎 

新潟県三条市の方が和彩館に時たまお越しになります。その方のレストランが『チャロル』という雑誌に「ヤギのいる店」として紹介されました。その方が和彩館にお出でになった折、私はヤギが手に入らないかと聞いてみました。手に入るとの返事でした。 

そこで三条市に行き、吉川宅を目指しました。彼は親身に高速道路の出口まで迎えに来てくださいました。ヤギを分けてくださる方は今井さんと言います。その方は、新潟大学農学部卒でヤギのことで本を出すほどの専門家でありました。その方のヤギの庭で、食べさせてはいけない植物を、教えていただきました。その後、牧場で「私の家のヤギは学歴があるのです」と言われ驚きました。それも小さい時に学歴を付けるそうです。人間になれるということらしい。

 その後、無事子ヤギは豊実に辿り着きました。その日から死なないように心配しどうしです。毎日毎日、我が子のように面倒を見ています。とっても可愛いのです。近くに、我が家の犬を番犬に置きました。チロは吠えているが、なぜか分かりません。近頃吠えなくなったチロが吠えるのは、やきもちかもしれません。全て我が家の家族です。今ではウーファーをさし置いても、ヤギに熱が入ってしまう次第です。 

ところでヤギを飼うことは、無農薬田んぼ、自然環境が大切であり、それは人間にとっても大切なことであります。そして研修としても、命の大切さなどを外国人や日本人の若者に伝えることができます。なにより机上の学びではなく、私は実践を通して教えることができます。


 





 
百聞は一見に如かず