2017.07.04
心豊かに生きる
佐藤賢太郎

阿賀町豊実も雨の多い季節になった。私は大学での講演会の後、疲れが出たのか、風邪をひいたようで咳が止まらず、体調はあまり良くない。しかし執念というか、私の遊び心は一層燃えてくる。体が動くのです。

借家の部屋の絵がようやく完成して、電気の配線、照明器具の取り換えをして、古田さんには障子の張り替えをお願いした。

何といっても大野さんが来てくれて、借りている家の修理に拍車がかかった。ボロボロになった外回りの修理は大変である。通常の大工さんや左官屋さんにお願いしたら、大金がかかり到底できない。高齢の大野さんにお願いするしかない。大野さんなしには、この修復は到底できない。大野さんはいつも言う「左官がやりたくないから辞めたのに、ここに来るとやらざるをえない」と。雨の中シートを張りながら作業をしてくれた。これでは動けなるまで佐藤さんと付き合わなければならない仕事がありそうだ」と笑って言う。そしてなぜ私が豊実に来るか、まず家族が理解してくれること、そして佐藤さんが私のわがままを許してくれる。それに佐藤さんの動きが好きだから」と言った。

また借家の庭が草ぼうぼうなので草刈りをしなければならないと思っていたが、何せ手が回らない。コスモ夢舞台のホームページを見てくださる元校長先生が新潟市から豊実にワザワザ来てくださり、草刈りをしてくださった。その方は言ったことをまずやってくださった。私にとって、とても有難いことである。

ウーフの皆さんもいろんな人がいて、地域おこしにつながっている。夜になってスウェーデンの青年が我が家にやって来た。中学生も体験旅行にやって来る。こうして過疎地域に人が集まるのです。

それよりなにより、私は4つ目の風呂設置に相当苦労をした。配管は鉄パイプを接続するのですが、お湯ですので入所が難しく、時崎庸二さんにお願いしました。すると、意気に感じる時崎庸二さんはすぐ手配して送ってくださった。勿論無償である。

水のパイプはどうにかできたが、ステンレスのパイプ配管は困難を極めた。時には柱を切り、板を取り外した。しかし完成してお湯を流すと、お湯漏れが止まらない。こんな困難を経験するから、僭越ですが講演もできるのでしょう。裏付けあっての講演です。

私は普通ではなくなってきている。あれもこれも同時に処理している。人はスタートはあまり違わない、しかし動きの中で人間は進化してゆくものだと思う。

私は今、8月8日のプレゼンテーションに向けて力を注いでいます。これは私ばかりか、希望のある地域というか、多くの方に明るい希望を届けるという期待がかかっています。そのためにも、私はひたすら努力を続けております.。