2018.06.21
農業と景観と里山アート展
佐藤賢太郎

 農業と景観と里山アート展、このタイトルはみな繋がっている。バラバラではありません。この度、里山アート展の会場を草刈りしてくれる有難い方から、「素晴らしい実践をしているのだから、もっと分かりやすくしたらどうでしょうか?」と提案がありました。

そこで御沓さんに相談して、「コスモNOW」をホ−ムページに加えていただきました。私が今、何を重点に置いているか分かりやすくなったと思います。

例えば「なぜ田んぼをつくるのか」を「過疎と希望」に書きましたが、田んぼを復活させるということは景観を良くしているということです、雑木を切って景観を良くしています。田んぼと景観が繋がっています。米つくりとコスモ夢舞台の維持が繋がっています。

 もう一つ、和彩館の玄関に新しい戸を入れました。新しいと言っても、いろんな寄せ集めの戸です。家内が「開かない」と言うので、私は仕方なく建具屋さんに来ていただきました。すると建具屋さんは不機嫌顔で「こんなのだめだ、戸と枠がバラバラ、天才でも直せない」と言われました。そこで、戸に合う枠を探さなければなりません。苦労して、工房から使っていない枠を剥がしました。それも合いません。そこで私は、里山アート展で使った枠が記憶にあり、田んぼに行きました。何とそれが合うではありませんか。

「もったいない」という言葉は誰も知っていますが、それをこのように執念で探す人はそういません。この戸は里山アート展に使います。まさにアートと生活です。ちなみに私は「星降る夜」と題しましたが、この戸には純金の金箔を使いました。

一件落着と思ったところ、建具屋さんは「これは窓の枠で合わない」と言います。建具屋さんは古材を持参していたのです。本当に窓の取り付けのイロハもわからない私でした。建具屋さんは、戸を枠に付けてみないと安心できません。あとはできるねと私に言いました。早く完成の写真付きでホームページに載せたいところです。

できました。ようやく執念で和彩館の玄関が完成しました。網戸つきです。ホームページの途中の写真ではよく分からないかもしれません。最後にもう一つ、里山アート展にヤギが来ます。題名は決まっています。「ヤギと滑り台」、小屋も面白くなります。














 
 
百聞は一見に如かず