2017.05. 22
夢、広がる人生
佐藤賢太郎 

5月5日(金)、こどもの日にコスモ夢舞台の総会が開かれました。その時私は、これからの展望を話しました。会員が気兼ねなく気楽に泊まれ、会員以外の方にも使っていただく空き家を借りようと思うと言いました。それは都市との交流になり、コスモ夢舞台の定款にもある通り、過疎の集落を元気にするすると考えたからです。  

早速、私は動きました。貸主と交渉しました。幸いに貸主から許可を得ましたが、まともに修繕すれば、大金がかかるので手が出ない状態であった。私は、できるところからやってみようと決心しました。部屋の掃除をするためにも電気が必要で、私の口座から電気使用代を払うことにしました。家賃は貸主さんの善意で掃除が終わり、泊まれるようになってからにしていただきました。家を綺麗にするには時間がかかります。しかし、私はその過程が楽しみであります。あとは夢があり、やる気があるかどうかです。

次に玄関の戸が開かないので、我が家で使っていた引き戸を生かそうと考えました。これで節約できます。やがてこの家も、見違えるようなアートの家に変身するでしょう。部屋の内部は画家が描いた絵を使います。これがアイディアで、内装代を節約します。そして頂く予定のコンパネを使います。ここにもアートを入れます。ただし、掃除に来られた方が優先的に使えるようにします。

 かの有名な彫刻家平櫛田中は百歳の時、何十年分かの制作材料を買ったそうです。それには私は及びません。私は何年生きることが出来るか解りませんが、こうした夢があります。 

これも一人ではできないが、家内がいてくれるからできるのです。頭もはたらかせますが、ともかく動かなければ、何も始まらないのです。

条件が合えば、誰でも入居は可能です。能力に応じて働けば、無農薬米も作れます。その田んぼも無料で貸します。食材は周囲の自然の中にあります。美味しい食事、あるものを生かす、自然と共に暮らす有意義な人生が豊かに広がります。

そこには自分だけでなく、他者と楽しみを分かち合える生き方があります。