2018.12.7
ワーキングホリデー日々の食事について
北垣貴也

 コスモ夢舞台にきて一週間が経ちました。時期的なことなのか、降ったり止んだりですが雨の日が多いです。今年は木材をたくさん頂けたらしく、この一週間はほぼ作業場で薪割りをしたり、薪の整理をしたりしていました。いくらやっても、どんどん木材が運ばれてくるので中々終わりませんが、寒い中でも体を動かし汗を流し、作業後に積み上がった薪をみるとやはり充実した一日を送っているなと感じます。蒔割りは大変ですが、ここでは必要不可欠なので嬉しい苦労だそうです。

 そんな重労働や力仕事が続いていますが、それを支えてくれているのが日々の食事だと思います。前にも書きましたが、ここでの食事は民泊をさせてもらっている佐藤さんの家で一緒にいただいています。以前病気を患ったときに食事療法で元気になり、それ以来動物の肉は食べず、魚と無農薬にこだわった野菜を使用して料理しているそうです。食材が美味しいのはもちろんですが、奥さんのマキ子さんがとても料理上手で、たくさん作ってたくさん食べさせてくれるので体を使う仕事ばかりでも、ばてることなく動けているのだと思います。佐藤さんが七十歳でも現役で動けていることにも食事面での支えが理由の一つだなと感じました。

 街にはいたるところにコンビニがありスーパーでは既製品が売られていますが、この豊実にはコンビニもスーパーも無く、そんな中で食材にこだわって料理することは簡単なことではないと思います。ここではお金をかける贅沢料理は食べられませんが、良い食材を使った贅沢料理が食べられます。コスモ夢舞台にワーホリに来られる方には是非楽しみの一つにしてもらいたいです。


百聞は一見に如かず