2013.08.21
訪問者たち 
佐藤賢太郎 

会員の桐山士郎さんとは朝起き会というところで出合いました。以来、35年の付き合いです。桐山さんには修行中の苦しいときに助けて頂き、今も支えて頂いています。桐山さんは誰もが認める人格者です。

7月、私が東京で個展の際は泊めて頂き、桐山さんの国立支部の朝起き会にも参加しました。桐山さんの人望によって、国立支部では私までもちあげられているようです。 

その朝起会の有志25名が本日コスモ夢舞台にお出でになりました。日本橋高島屋の個展の折、一度豊実に行こうじゃないかと皆さんから声が上がり、本当に実現しました。桐山さんの尽力と責任者の同意によって動いたようです。お忙しい皆様には、この日帰りのハードなスケジュールはやはり視察研修という方がふさわしいものです。参加者の皆さんは、それぞれ何が本質なのかいつも考えている素晴らしい方々です。

 雨の降るさなか、美術館、縄文館、滔滔亭、そして田んぼを見学。そして、昼食となりました。食事は家内が打った蕎麦、郷土料理の小づゆ、まんじゅう天ぷらに皆さん大満足でした。(全て体に良い自然食です。)
さて食事後、私と家内を囲んで座談会が行われました。私の話は皆さん聞いているので、家内の話を聞いてみたいと言うことになりました。

家内は「本当は豊実に来たくなかった」と本音を話しました。なぜなら、嫁姑の問題や雪国での友人がいない生活など環境の大変化でありました。それに耐えられなくなった結果、あっという間に家内はガンになってしまいました。また、男のロマンは(私のすること)女の不満と思いながら、主人のイベント企画にいやいやながら付き合ってきたことを述べました。

しかし今は違います。自主的に進んでフラダンスを習ったり、歌声喫茶をしてみたり、多くのお客さんや体験学習の生徒たちと過ごす楽しさを語りました。

関東で住んでいた頃の家内を知っている遠藤悦子さんは「マキ子さん以前より生き生きして元気ですね。」と言ってくださいました。

その後、悠悠亭見学、桃源の湯入浴などを体験して頂きました。

改めて、よくぞ皆さんお出でくださったと思います。体を癒し、ゆっくり旅をするのであるならわかりますが、日帰りでありながら、この研修で明日の活力を生み出そうという気持ちが伝わってきました。中には88歳の元気なご婦人もいらっしゃいました。 

最後になりますが、遠藤悦子さんはじめかつて共に学んだ方々が仲間と作ったコスモ夢舞台にお出でいただいたことを心よりありがたく思いました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。