2006.10.26
人と物の集まるところ

佐藤さんもよく言っていることだが、「コスモ夢舞台を動かしているのではなく、何か見えない大きな力で自分も動かされているような気がする」と。
確かに、ここにいるとよく分かるが、不思議な方との感動ある出会いがあり、足りない物があるとまた、別の人がタイミングよく現れ物を置いていかれる。

昨日も、このムラで唯一の農業委員というIさんが石夢工房に初めておみえになり、芸術など自分はよく分からないが、専門の農業の関係で協力する。「田舎で世界の人々と話そう」が行われる29日には、こちらの農業指導担当のFさんも来られるので、面談もかねて出席されるということになった。
田んぼやコスモ夢舞台の動向をご覧になっており、よく理解されていた。得意分野を切っ掛けとして近づいて来られたというのが本音のようだ。

さて、気になる本「ギリシャからの手紙(仮称)」の出版の進捗であるが、奥会津書房の遠藤編集長がおみえになり、佐藤さんと校正の打ち合わせが行われた。11月初旬には出したいという意向のようである。

遠藤さんは何度もおみえになっているような気がするが、実は2度目である。
コスモ夢舞台の建物群をゆっくりと観ていただくのは初めてで、建物ごとに感動される様子や里山アート展の行われている環境と作品を見ていると、宇宙と交信しているように見えるとおっしゃる言葉の中に、EUジャパンフェスト日本委員会の事務局長Kさんのときと同じものを感じた。
全てをご覧いただいたわけではないが、少しゆっくりとしていただいた感想を含めてまた、いつの日か、すばらしい文章でコスモ夢舞台のことを表現していただけるのではないかと内心期待している。

石夢工房をご案内しているところへ地元の米つくり請負集団「ええべの会」のMさんが来られ、「もみすり機」をあげるので取りに来て欲しいとおっしゃる。
実は、古代米は作ったけれど専用のもみすり機がなければ、もみすりが出来ず、思案していたところへ一昨日、久しぶりにMさんがお出でになり、使わなくなったもみすり機があるのでくださるということになった。
来年は稲刈りのコンバインもいただけるということで、消えかかった古代米つくりが復活しそうである。

石夢工房もなんだか段々満杯になってきた。来年の建設作業は、農機具置き場作りなんてならなければよいが……。(K.M)