2019.2.21   
この民泊のワークの難しさと魅力
首藤悠河

2日目、午前中はお風呂の壁にFRPという塗料で色を塗り、午後は水道工事を行いました。 午前中の作業中、私が半分ぐらい塗りつぶした時、ちょっとしたアクシデントが起こりました。新品のFRPを開けると、それまで塗っていた白ではなくあめ色のFRPでした。今日はこれ以上塗ることができないと思い、佐藤さんに状況を説明しました。これに佐藤さんは、「白の水性ペンキとあめ色のFRPを混ぜてはどうか?」と私に答えました。その答えは完全に予想外でした。その適応力は、まさに現在あるものを最大限に利用しようとする佐藤さんの思いがあったからこそ生まれたと思います。午後の作業では、水の通るパイプが水圧で外れないように石を置いたり、鉄棒をハンマーで地面に打ちました。この作業には、水圧や水がどこから流れてくるのか、パイプが外れないように抑える石や鉄棒の置き方など多くの知識が必要です。1通り作業は終わりましたが、作業してしばらくは水漏れの心配はないにしても、今日の夜には水圧によりパイプがまた外れてしまう可能性は高いと教わりました。その時、自分たちで工夫して、1つの問題を解決する難しさを感じました。
ワークの後には、短い時間ではありましたが、空き家にあるテーブル、空き家を掃除している時に出てきたラケットを使って卓球をしました。普通の卓球とは異なった楽しさがあり、誰も使わなくなって余っている物を、魅力的に扱うことの素晴らしさを肌で感じることができました。








 
 百聞は一見に如かず