2019.1.27
言葉の壁
佐藤賢太郎

 火仙とは分かり合っていると思っていた。しかし今朝、挨拶もせず不機嫌な顔をしていました。言葉を交わさなくとも、誰でもそれは分かります。
 村の人に良く理解していただこうと思い、連れ出しました。不機嫌な理由は「私は子ども扱いだ。私が日本語に困ったら助けてほしい。頭ごなしに怒らないでほしい。何もかも、私をコントロールしているように感じる」ということで、通訳の野口君を通じて分かりました。

 火仙は日本人より私を理解していると思っていたので、驚きました。火仙がどこまで日本語を理解しているか分かりませんが、言葉の壁です。いつかこのような壁に突き当たると思いましたが、今朝その壁に当たりました。家内でも意見の衝突があるのですから、文化の違いや、しかも年齢も違うのですから難しいのは当たりまえです。

 火仙とは大きな生き方では同意していますが、その前に誤解が生じては、火仙が帰ることになります。ことは重大です。今、私はビザを取得することに懸命です。ものすごく努力しています。火仙が日本に来なかったら、家を借りることはしなかった。

 さて、このドラマはどう展開するのでしょうか。
(難しい長い言葉や表現は、その都度グーグル翻訳を使って、確認・訂正しています。)

 
 百聞は一見に如かず