2006.12.27
原動力

仲間の一人から、「知るを楽しむ人生の歩き方」というこの本を読んでみたらと薦められ、なかにし礼の体験談を読んだ。
知らなかったのですが、礼さんは戦後大陸から引き上げ苦労し、それ以来大変な生活もしてきたようです。
文章に「チャンスは流れ星のようにピュンピュン一杯飛んでいると思う。それを的確につかむにはチャンスを感覚や反射神経、そして敏感につかみ取る勇気のようなものを磨いておかなければならない。」等々語っていた。そうだなと思う。

一般的に人は私ができるのかなと引いてしまって終わるのだろう。
私は礼さんのようなことは出来ないが、ピュンピュンというものを、夢と言うか、好奇心というものが働いて動かされてしまうのだろうと思う。
まず彫刻家になりたい、そしてコスモ夢舞台つくり、それも自分ひとりではできない夢に向かっている。みんなで一つの夢を完成する。

しかし、皆でというところばかりを意識してはいない、独善的という面もある。両面がないと面白くない。
地域活性化というときに住民に賛同されないといけないが独善ではだめであると言われるが、それはそうだと思うが、地域のためにやると第一に手を挙げるのではここまでこなかった。

やっぱり自分が楽しむ心がなければならない。なかにし礼さんのような人間もそうだと思う。それが地域にとって迷惑なことでなければいいことである。

仲間も自分が楽しむという原点があるから参加してこられたのだろうと思う。
この村おこしが生きがいで豊実に通ったのでないない。そしてピュンピュンの流れ星をつかもうとして。次に地域に役立つ事を考える。これがエネルギーであると思う。(佐藤賢太郎)