2007.1.8
新聞と地元の方々について

7日会津葵の会長五十嵐大祐さんとお会いして来ました。86歳元気一杯。
書初めに三度目の正直貫く。を見せていただいた。三度目とはナンですかと聞きますと、古民家川島問屋本陣を立てるというのです。

相当なお金もかかる古民家再生です。奥さんや息子はそんな道楽はやめてと言っているようです。
壮大な夢があってイザベラバードまで登場する。時は今と言う。イザベラバードは明治10年弐歩に来て日本を旅して見聞を書いたイギリスの女性です。彼女は日光を通り大内宿を通り津川にたどりました。

そこで五十嵐さんは自分のところから豊実までつなごうと私が来る日を待っていたとイザベラバードの原文訳の本を持参してきてくれました。
この方が86歳とは思えない若い夢があり、私にも夢を引き継ぐ精神を期待してくれている様であった。
昨年国際交流を和彩館で開催し、私はあえて中国、韓国留学生と靖国神社問題の話しをしたことを報告しました。
戦争の起こる原因について、歴史をあまり知らないが賢ちゃんは実行力があるいっていた。珍しく褒めていた。

そんな話の後、読売新聞のロハスの風これを読んでと記事のコピーを渡してくれました。
新聞の見出し。「都会で刺激山村で充電」。「片道4時間の二地域住居」とあった。
ロハスとは健康で持続可能な生活と訳すようです。単なる贅沢よりも健康やかいてきさなどを重視し、消費行動でも安心安全などを指す。
さらに2ページ目の見出し「心豊かに暮らし楽しく」「産業、地域づくりにも」「無理せず、持続できる生活を」これを呼んでコスモ夢舞台に参画している方はおよそ理解できるでしょう。

五十嵐さんはこれからの時代はこうであらねばと読んでほしかったのだと思います。
読売新聞日は私たちのことは掲載されませんが、すでに私たちがやっている事であります。
新潟日報ですらそこをまだ捉えきっていないのでないかと思う。過疎化地域活性は日本全国の問題であります。そこにどう対応すべきか、それを出来るところから私たちは実践しているのであります。

「都会で刺激山村で充電」。「片道4時間の二地域住居」皆さんがやっている事です。二地域住居は半年は都会で半年は田舎でとありましたが、会員の御沓さんが実践しています。地域つくりそれも実践しています。つまり先端を私たちややっているのでないでしょうか。ここで「農の営み」とつながってきます。

ところで今日選挙の打合せということで(澤野さん候補の)初めておよびがかかり末席に就いた。
そこで地元の方々の私に対する思いの一端を聞くことができましたことは参加して良かった点です。「都会から人を呼ぶと言う事はなかなかできないことで、金儲けでない地域おこしに頑張っている」。そんな声も聞きました。風が少しずつ変ってきているのかと思いました。地元に理解していただくには時間がかかります。(佐藤賢太郎)