2011.012.03
単純明快に生きる8
佐藤賢太郎

8思いどおりに

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格として「鳴かねば殺してしまえ、鳴かせてみよう、鳴くまで待とう」と有名な三者三様のことわざがある。
  良し悪しは一概に言えるものではない。たとえば、オリンピック出場のため何とかかなえたいと努力する。それは鳴くまでまとうではない。
  織田信長にしても、その時代に登場すべく登場して歴史を動かす原動力になった。
  さて、私はこの三者のどれに近いだろうか。人生に挫折というより、思い通りにならないことが一杯あった。織田信長であり、豊臣秀吉でもある。ただ徳川家康的なところが少なかっただろうと思う。

自分の思い通りにしたい心癖、私の欠点でもあることを家内から言われる。何かを成し遂げようとすれば、強い“我”も必要である。ただそれが、人の迷惑になってはならないことは確かである。だからといって調和ばかり気にかけていたら、そのうち止めてしまうだろう。

ともかく、無理をしなければ何事も前には進まないが。私は何時の日からか、コスモ夢舞台つくりを走り急いできたように思える。しかし、この辺りで足踏みをすることも必要であろうと思い見直しをしています。

理想は、実現しようとする強い意思を持ちながら「鳴くまで待とう」という歩き方をすることも新たな生き方だろうと思えてきた。